しこりニキビ跡

表面が硬く盛り上がったしこりニキビ跡は、とても目立つため嫌になりますよね。

なかなか治らず、自力で治すのを諦めてはいませんか?

正しい知識さえ分かれば、自分で治すことはできるので、どのような行動をしたら良いかご紹介します。

しこりニキビは黄ニキビの悪化

しこりニキビは、見た目が白いものや赤いものなど、色は様々ですが、普通のニキビと違って硬く、芯が見つかりません。

ニキビにも段階があり、1番ヒ素い状態の黄ニキビまで達した後、さらに炎症を起こし、活性酸素が発生。

その活性酸素が毛穴の壁をこわして、表面の皮膚の表皮の次にある真皮という部分のまで傷つき、肌の再生機能が乱れます。

すると、傷ついた部分を修復しようと細胞を作り出すのですが、あまりに傷ついた肌は、真皮に元々あるコラーゲン繊維を過剰に分泌してしまい、細胞が多く作られすぎてしまうために硬く盛り上がってしまうのです。

このようなしこりニキビのことを、「硬結ニキビ」とも呼び、顎やフェイスラインにできやすいのが特徴です。

さらにひどいと、火傷をした時のようなケロイド状になることもあります。

また、しこりニキビだと思っていたものが「粉瘤(ふんりゅう)」「毛嚢炎(もうのうえん)」といった皮膚の病気だったなんてこともあるので、今あるものがニキビがひどくなってからできたものなのかよく確認するようにしてください。

しこりニキビのケア方法

盛り上がったしこりニキビは、普段痛みはありませんが、横から押すと痛みを伴います。

よく、普通のニキビを潰す人がいますが、この状態になると硬く、潰すことも困難です。

もし潰れたとしても、それは皮膚に刺激を与えているだけなのでもっとひどくなってしまいます。

この状態を治すには、数カ月~何年と、症状によってさまざまですが、時間がかかります。

自分でケアをしていくには以下のようなケアを取り入れてみてください。

  • 毎日優しく洗顔をする
  • ピーリング化粧品の使用
  • ビタミンCやプラセンタ配合の化粧品を使用

この3つのケアについて詳しく説明します。

毎日優しく洗顔する

しこりニキビを治すためには、まず毎日肌を清潔に保つ必要があります。

化粧をした日もしない日も、1日の汚れを落とすためには洗顔料でしっかり洗い流してください。

洗顔をすることで、現在の炎症が悪化するのを防ぎ、他の場所のニキビ予防にもなります。

刺激を与えないためにも、しこり部分を直接指で触らないように、泡で優しく洗顔するのがポイントです。

また、早く治したいと1日に何度も洗顔したくなる気持ちはわかりますが、何度も洗顔をしてしまうと、肌が乾燥してしまうので、1日1回にして、朝はぬるま湯のみで流すように心掛けてください。

洗顔後は保湿も忘れずに行ってください。

ピーリング化粧品の使用

ピーリングは、肌の古くなった角質のケアをしてくれる商品です。

しこりニキビは肌の奥の真皮にまで及んでいるので、角質ケアで奥の汚れまで落としてください。

また、このピーリングは肌の再生周期である、ターンオーバーを正常に戻し、傷ついた真皮の生成を促進してくれるといった効果もあります。

しかし、ピーリングは少し刺激が強いため、使用しすぎると約28日周期が正常のターンオーバーを早めすぎて乾燥を引き起こす可能性もあるため、現在肌が乾燥している人にはおすすめしません。

ピーリングを使用する際は、毎日ではなく、週に1、2回にして、肌の様子を見ながら使用してください。

ビタミンCやプラセンタ配合の化粧品を使用

真皮部分には、コラーゲンヒアルロン酸が存在していて、肌の潤いやハリ、ツヤを維持しています。

しかし、しこりニキビで傷つけられた真皮はそのコラーゲン等の量を過剰に分泌してしまっています。

一見、多くなるならもっと肌が潤っていいんじゃないかと思ってしまいますが、部分的に過剰に分泌されるためにニキビのあった部分がさらに盛り上がり、つるつるとした硬いしこりになってしまうのです。

コラーゲンが多すぎてしまっても、肌を正常に戻す機能まで乱れてしまい、なかなか治らないという状態になっていきます。

そこで、真皮の再生機能を正常に戻し、過剰な分泌を防ぐためにも、ビタミンCプラセンタの配合されたものを使用するのが良いのです。

しこりニキビと似たように、真皮まで達したクレーター状のニキビ跡は、しこりニキビとは反対でコラーゲンが足りないために陥没し、ビタミンCやプラセンタを与えることでコラーゲンを作り出し、肌を再生させる方法をします。

症状が反対だからしこりニキビにはコラーゲンを与えたら悪化するのではないかと考えますが、ビタミンCやプラセンタには過剰な皮脂分泌抑制抗炎症作用もあるため、盛り上がってしまったしこりニキビにもしっかり効果はあるのです。

生活習慣でホルモンバランスを整える

しこりニキビを治すためにはターンオーバーを早めるのが効果的で、それを正常に戻すためにはスキンケアだけでは足りず、身体の中から、ホルモンバランスを整えることも必要になります。

ホルモンバランスが乱れると、身体の不調を起こしたり、肌の状態が悪くなります。

しかし、自分でホルモンのバランスが乱れているかどうかは分かりませんよね。

ホルモンバランスの乱れというのは、睡眠不足やストレス、不規則な食生活などの生活習慣が原因で起こります。

人には女性ホルモン男性ホルモンが存在していて、その分泌量は人によってさまざまです。

普段保っているホルモンのバランスが崩れると、男性ホルモンが活発になります。

男性ホルモンは、皮脂を分泌させる力があるため、男性ホルモンが多くなりすぎると過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、アクネ菌が出現し、ニキビになるのです。

このホルモンバランスが乱れつづければニキビはどんどん悪化する一方で、ターンオーバーも乱れて治りにくくもなります。

睡眠不足、ストレス、不規則な食生活について、どのようにしたらよいか説明します。

睡眠は6~8時間とるのがベスト

睡眠時間を確保すると肌の調子が良くなるのには2つの理由があり、1つは肌へ流れる血液の通りを良くするためなのです。

日中は色々と頭を使うために、血液のほとんどがへと集中するため、肌へ栄養が行きわたりにくくなります。

睡眠を確保することで、脳は休まり、肌へ血液とともに栄養が流れていくようになっています。

睡眠時間を多くとれればその分、肌へ血液が流れるというわけなのです。

しかし、質の悪い睡眠だと、寝ていても脳が寝れない状態になってしまうので、寝る前の携帯やパソコン、激しい運動などの脳に刺激の与える行動に注意が必要です。

2つめの理由は、成長ホルモンが分泌されることです。

人は、眠りについてから約3時間のうちに成長ホルモンが盛んになるといわれていて、この成長ホルモンは、細胞分裂を起こすため、肌のターンオーバーを正常に保とうとしてくれます。

だいたい6時間~8時間ほどの睡眠時間を確保することが肌にとっては1番いいのです。

また、寝る時間も大体毎日同じ時間に寝て、起きるという癖をつけると、肌の調子も良くなり、目覚めも良くなるはずです。

平日に寝だめをして、休日に沢山寝るということは良くないので気を付けてください。

ストレス発散方法を見つける

人間は、日々の生活の中で必ずといっていいほどストレスをどこかで抱えています。

寝不足もそうですが、家事育児仕事人間関係など、様々なことで悩み、知らぬ間にストレスを溜めていることがほとんどです。

ストレスもホルモンのバランスを乱す原因の1つです。

しかし、ストレスを溜めない様にするというのはけっこう難しいことで、性格にもよりますが、溜め込んでしまう人はとことん悩んでしまいます。

ストレスを感じないということは難しいので、1日に少しずつ考えない時間を作ることが溜め込まないためには必要です。

考えてしまっても、そのあとに自分の好きなことをしてみてください。

買い物に行ったり、友人や家族と話す時間を作ったり、曲をきいたり、運動をしたり、なんでもいいのです。

泣くこともストレス発散になるので、泣きたいときは泣いてもいいんです。

ストレスを溜めないために、気持ちの切り替えスイッチを自分で探してみてください。

1日3食、栄養バランスの良い食事を心がける

肌のためにはよく、ビタミン良いということを聞きますよね。

もちろん、ビタミンは肌のターンオーバーにとって重要です。

しかし、食事でビタミンばかりとるのは良くありません。

また、1日に2食しかとらなかったり、いつも好きなものだけを食べるというのもホルモンのバランスが崩れる原因です。

特に、脂っこいものや甘いものばかり摂り過ぎると皮脂を分泌させ、ニキビの元になります。

1日に3回、3大栄養素と言われる、脂質糖質たんぱく質をバランスよくとるように心がけてください。

普段外食やお弁当が多い人も、栄養のバランスを考えて食事を楽しむようにしてみてください。

しこりニキビのメイク

しこりニキビの跡になってしまった場合、皮膚が盛り上がってしまっているため、ひどく目立ってしまいます。

この跡の場合は、メイクをするのは避けたほうがいいと言えます。

上からファンデーションを塗っても綺麗に塗ることができないのと、皮膚に直接刺激を与えることになるので治りがどんどん遅くなります。

もしもメイクをどうしてもしたい場合はニキビの部分を避けたり、薄く塗るようにしてその日は早めにメイクを落としてください。

また、ファンデーションをつけるのにしこりニキビが赤い場合には、赤みを隠すために下地はグリーン、ファンデーションは黄色みのものを選ぶと良いです。

他にも、隠すためにマスクをしたくなるのも分かりますが、実はマスクも摩擦になったり、長時間つけることによって蒸れてアクネ菌が活動しやすい状況になってしまい、良くありません。

花粉症や風邪予防でマスクをしなければならない時には、少し大きめのマスクをつけてニキビに刺激がないよう工夫したり、自分の肌にあった素材のものを使用してください。

しこりニキビのケア方法まとめ

笑顔 左

このニキビ跡は厄介で、現在皮膚が盛り上がっているために気になって触ってしまう人も多いのですが、無理に刺激を与えて傷つけないように気を付けてください。

あまりにひどくて心配な場合には皮膚科や美容外科へ行って相談してみてください。

しこりニキビにならないためには、普段からのスキンケアや生活習慣が大事だということを覚えておきましょう。