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あまり聞きなれない乾燥型脂性肌ですが、見た目では分かりにくく、ケアを間違ってしまうことが多くあります。

この肌の特徴を知って、今後間違ったケアをしないために、ケアの方法と注意点についてご紹介します。

乾燥型脂性肌の特徴

乾燥型脂性肌はインナードライ肌とも呼ばれ、皮脂量が多く、見た目はテカリがあります。

しかし、保湿能力は低いために肌の内側は乾燥している複雑な肌質です。

なぜこのような現象が起こるのかというと、水分が少ないと肌自体がこれ以上の水分の蒸発を防ごうとするために、皮脂を大量に分泌してしまうのです。

年齢を重ねると潤いが不足してくるので、脂性の人が歳をとっても若いころと同じケアをしているとこの乾燥型脂性肌になる可能性が高いのが特徴です。

また、潤いが足りないために細かいシワが目立ってくるようにもなります。

洗顔後すぐは乾燥肌のようにカサつき、時間が経つと脂が浮いてくるので、洗顔後時間を置いて観察をして同じ状況であればこの乾燥型脂性肌だと考えられます。

皮脂量は多いため毛穴は開きやすく、ニキビのできやすい肌質なのです。

乾燥型脂性肌に必要なのは水分保持能力

乾燥型脂性肌は水分を保持する必要があります。

しかし、ただ水分を与えるだけでは蒸発してしまい、意味がありません。

ここでは、ケアのポイントや生活で気を付けたいことをご紹介します。

  • 刺激の弱い洗顔料を使う
  • 化粧水や美容液は保湿成分配合のものを使用
  • 皮脂が多すぎる時はあっさりタイプの乳液やクリームを使用

では、この3つの点について詳しく説明します。

刺激の弱い洗顔料を使う

水分よりも脂のほうが多い乾燥型脂性肌は、脂をしっかりとるために少し強めの洗顔料を使用したくなりますよね。

しかし、肌の内側は水分が足りないので、刺激のある洗顔料を使用してしまうと元々ある水分まで奪って、余計に乾燥してしまい、肌を傷つける可能性もあるので注意が必要です。

上記でも説明したように、乾燥型脂性肌は乾燥からくるために皮脂が過剰に分泌されてしまっているので、本来は脂性肌ではなく、乾燥肌といえます。

そのため、使用する洗顔料は刺激が弱く、皮脂をとりすぎないものを使用して水分が流れすぎるのを防いでください。

化粧水や美容液は保湿成分配合のものを使用

化粧水をつける際、水分が足りないからといって沢山つければいいわけではありません。

化粧水をつけすぎてもその分蒸発する量も増えるので、使用量のムダ使いになってしまいます。

そこで、セラミドヒアルロン酸などの保湿成分の入ったものを使用すると水分を保持できます。

セラミドとは、肌の角層の細胞と細胞をつなぐ役割をしていて、水分を保つために元々体内にある成分で、肌だけでなく、爪や髪の毛の潤いにも関係しています。

このセラミドが多い肌ほどもちもちとした潤いのある肌なのです。

しかし、スキンケアを間違えてしまったり、年齢を重ねると、セラミドの量は減ります。

そのため、化粧水や美容液などでセラミドを補い、肌の水分を保持してもらうことで蒸発を防ぎます。

ヒアルロン酸も元々体内に存在する成分で、水分を保持する働きがあるといわれています。

その他にも、コラーゲンスクワランなど、多くの保湿成分があるので、このような保湿成分の含まれているものを使用すれば肌の水分の蒸発を防ぎ、水分を保持してくれます。

皮脂が多すぎる時はあっさりタイプの乳液やクリームタイプを使用

化粧水で水分をしっかり保持できれば普通の乳液やクリームで油も与えて、肌にフタをします。

フタをすることで水分をさらに逃がさないようにするのです。

しかし、ベタベタするのが嫌だったり、皮脂が多すぎる時は少しあっさりとした、油分少なめのものを使用することをおすすめします。

ただし、脂が増えるのが嫌だからといって乳液やクリームをつけないのは間違いです。

何度も言うように、水分が蒸発してしまったら余計に乾燥が進み、皮脂が出る一方です。

それを防ぐためにも、嫌でも乳液やクリームは量を調節しながらつけるようにしてください。

乾燥型脂性肌をケアする際の注意点

乾燥型脂性の人の多くが脂性肌だと勘違いしてしまうため、ケア方法も間違っていることがあります。

肌質は季節や環境により変化することもあるので、定期的に自分の肌質を調べて正しい方法でケアをしてください。

乾燥型脂性肌だとわかったら、以下の4点について注意が必要です。

  • 洗顔をしすぎない
  • スキンケアの時間をかけすぎない
  • ローションパックに要注意
  • あぶらとり紙で皮脂対策をしない

この4つの注意点について詳しく説明します。

洗顔をしすぎない

洗顔は肌の水分も皮脂も、汚れも落とします。

乾燥型脂性肌は水分が足りないので、洗顔をしすぎてしまうと保持する水分がなくなってしまい、皮脂が多く出てしまします。

1日に何度も洗顔するのは間違っているので、1日1回の夕で十分です。

朝はぬるま湯で軽く洗い流すようにして、保湿は朝も夕もしてください。

また、洗顔時には、洗顔料を良く泡立てて優しく、ゴシゴシとこすらないように泡で包み込むように洗い流してください。

お湯の温度も高温だと肌がかなり乾燥してしまうのでぬるま湯で行うのがベストです。

スキンケアの時間をかけすぎない

洗顔の時間をかけすぎると肌がより刺激され、乾燥しやすくなります。

また、洗顔から化粧水にいくまでに時間を置いてしまっても、より乾燥が進んでしまうので注意が必要です。

特に、お風呂で顔を洗う人は上がったらすぐに化粧水をつけるようにしてください。

ただし、ケアの時間をかけすぎないといっても、化粧水が浸透する前に美容液や乳液に進むのではなく、しっかり浸透させてから、次の工程にいくのに間を置きすぎないということです。

1つ1つのケアを大切に行って、肌が水分保持できるように工夫することが重要です。

ローションパックに要注意

簡単で、リラックスしながら行えるローションパックですが、これにも注意が必要です。

長時間置きすぎると、せっかくの保湿が乾燥に繋がってしまいます。

パックを行うときは、5分から10分程度にすると良いです。

また、パックをした時もその後は乳液などでしっかりフタをしてください。

あぶらとり紙で皮脂対策をしない

脂性肌の人は水分も油分も多いため、皮脂対策は必要ですが、乾燥型脂性肌の人は皮脂対策は重要ではありません。

日中、肌のテカリが気になるとあぶらとり紙を使用したくなりますが、あぶらとり紙は脂だけでなく、水分も吸収してしまうので肌質が悪化する可能性があります。

あぶらとり紙ではなく、ティッシュで皮脂を取る人もいますが、ティッシュも水分を取ってしまうだけでなく、ティッシュの繊維の摩擦により肌を痛める恐れもあるので、無理に脂をとることはありません。

スキンケアでしっかり水分を補給していれば脂が出ることもなくなってくるはずです。

また、ファンデーションもリキッドタイプのものだとさらに脂を与えてしまうので、パウダー系のファンデーションを使用することをおすすめします。

乾燥型脂性肌のケアまとめ

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乾燥型脂性肌の人は少しでもケアを間違えるとなかなか治らないので難しいですが、水分と油分のバランスをうまくとれるように日々研究しながらケアしていくことが大切です。

脂性ではなく乾燥を治すつもりで頑張りましょう。